仕事の手続きをして子供と手をつなぐ

朝、起床して外出。来月から仕事をする予定になっている銀座の会社へ出かけて行って事務手続き。言われるままにいろいろな書類に署名してハンコを押してくる。ついでに同じチームになる予定の先輩ら二人と小一時間お喋りをして「よろしくお願いします」と挨拶して失礼してから松屋銀座の地下食料品売場で妻から頼まれていたチョコレートを探して大阪の義兄宛に送ってもらう。
都心に出てきているという友達と下北沢で会うことにして電車で移動。駅前で友達と三歳になるその子供と合流して、喫茶店でお喋り。三歳児は「ママに甘えてるの〜」と言いながら隣に座る母親の腕に顔をくっつけたり、背中に隠れようとしたりしたり、こちらをじっと見たり、笑ったり、また母親の腕に顔をくっつけて匂いを嗅いだりしていて、それがとてもかわいらしい。帰り道、こちらに慣れたのか子供が手をつないできてくれた。小さな子供の手をひいて歩くのはこれが生まれてはじめての経験。しばらく商店街を散歩してから駅で子供に「バイバイ」と言うと、すねた感じで母親の後ろに隠れてしまうのもまたかわいい。友達とも挨拶して、電車に乗って夕方帰宅。

月曜日でも家にいる

朝、目が覚めると隣にいる妻がなんだかイライラしている感じ。見るとその妻の向こう側にいる赤ん坊が妻の髪の毛を掴んで振り回したり、顔に足を乗せたりして遊んでいる。あまりおおごとにならないうちにと布団から赤ん坊をさらって下の居間に避難する。降りてきた妻が朝食を作ってくれている間に居間と台所に掃除機をかけて、朝食にスモークササミのスパゲッティとコーヒー。食べ終わる頃には妻の機嫌もすっかり直っていたのでひと安心。
昼過ぎに妻と赤ん坊と三人で外出。駅前にある市役所の分室まで歩いて行って、国民年金国民健康保険の加入手続きをして自分と赤ん坊の分の新しい健康保険証をもらう。そのまま駅から電車に乗って、二つ先の駅の駅前にある旅行代理店で飛行機のチケットとホテルの予約。窓口の女性の対応にすこしイライラしてしまったけれど、思っていたよりも安くなったし、向こうも大人の対応を心掛けようとする気配がしたので、こちらもそれに合わせておとなしくする。

環境をあわせる

朝、起床して朝食にトーストとコーヒー。昼前にひとりで外出して電車に乗って下北沢へ向かう。先に着いていたという友達と駅前で合流してから喫茶店に入ってトーク。仕事や乳児や園児の話。別の友達からの電話が鳴って店を出て、その友達の部屋へふたりで移動してから、持参したパソコンの世話をひととおりしてもらいながら、自分はキス我慢選手権のDVDを観て笑って過ごす。
夜、商店街に出て行って、中華料理屋で餃子や青椒牛肉絲や回鍋肉や焼きそばや炒飯をたらふく食べながら喧嘩口調で楽しくお喋り。満腹で店を出たあと再び部屋に戻ってから少しだけまたトーク。最後に近頃見た中ではダントツに素晴らしかった友達の「駄々」をなんとか振り切り終電に乗り、深夜過ぎに無事帰宅。

定期的には電車に乗らない

朝、起床して、ホットケーキとコーヒーで朝食。午前中に『ゆれる』のDVDを観てから昼過ぎにひとりで外出。電車に乗って二つ先の駅まで行って、借りていたDVDをTSUTAYAで返却してから、駅の窓口で駅員に定期券の途中解約についての質問をする。「今日の帰り道でもその定期券を使うのであれば今ここで解約してしまうのは駄目で、今日の分も乗り終わった後に最寄りの駅でしなければならない。昔と違って今はどこの駅だろうと駅員に言えば自動券売機を使ってそこで清算してくれる」ということを教わったので「わかりました」と言って改札を通る。別の用事があるのでそのまま帰らず、家とは逆方向に更に三つ先にある乗継駅まで行って、別の路線のほうの定期券(PASMOのやつ)をそこで解約してもらう。手続きが終わって返してもらったPASMOのカードは、今まで印字されていたいろいろな数字や漢字が消えていて一見とてもシンプルなのだけれど、今まで印字されていた漢字や数字の「跡」がぼんやり残っていてすこし妙な感じ。出掛けに妻が「たい焼き、たい焼き」と言っていたのを思い出して、駅前のスーパーで小倉あんのたい焼きを買ってから電車で家の最寄り駅まで乗って帰って、もうひとつの定期もそこで解約してもらって今日の用事は無事完了。バスで帰宅。

仕事を辞めるジャニュアリー

夜、仕事を終えて上司に挨拶をして会社を出る。明日は有休をとったのでこれで退職。来週からはしばらくプー太郎生活がはじまる。とりあえずは自動販売機のおつりのところにごくごく自然に手を入れられるように。

これは既に書かれたものですか

昼前に外出して電車で移動。昼過ぎに下北沢。南口商店街の靴屋や服屋やレコード屋などをひととおり冷やかしてから、北口に移動して昼食に一龍でもやしラーメンと餃子。満足。時間になったので下北沢から井の頭線に乗ったらそれは急行で目的の駅を通り過ぎて、一気に渋谷まで行ってしまう。戻って駒場東大前駅で下車。改札に向かってホームを歩きながら「僕は東大生ではありませんので」と誰にするでもない言い訳がなぜか脳内から聞こえてくる。この駅で降りたのはこれが初めて。土地勘もなく目的地がわからなくなってしまったため駅周辺から電話をかけて、近くに来ているはずの友達を呼び出してみると、商店街通りのずっと向こうから手足を大きくバタバタとさせながら走ってくる友達の姿が見えて、それがだんだん近づいてくる。友達の着ているコートの鮮やかな緑色が曇り空で灰色がかった商店街のなかで一層鮮やかさを増している。挨拶して合流。歩いて劇場に向かう途中で不意に雪が降ってきて、すれ違った中年が「雪が降ってきたねぇ」と独りごとを言うのを聞く。雪はほんの一瞬ですぐにやんで、目的地である劇場もすぐそばであった。
駒場アゴラ劇場で劇団サンプル(http://www.samplenet.org/)の『伝記』を鑑賞。だいたいずっと面白がって目の前で起こる人たちのやりとりを見ていられたから、また久しぶりにほかの舞台も観てみたいなあと思いつつ、予想外の出会いにはしゃぎ過ぎる友達とともに満足しながら外に出る。
散歩がてら東京大学の構内に入ったところで梅の花がもうずいぶん咲いているのを見つけて「そんな季節だっけか」と思って、そういえばまだ自分はお正月のような気分でいることに気がつく。結局東大のキャンパスはたいして面白いこともなく、渋谷に移動して駅前の喫茶店でお喋りをして、用事があるという友達と駅前で別れて少し買い物をしてから帰路につく。

安ポッドナノ

昼前、車に赤ん坊を乗せて妻と三人で町田へ向かう。デパートの地下に買物に行く妻と別れてヨドバシに行って、家の光回線の契約申込み。土日の申込みは店で特典をつけているということで、若干の交渉の結果、買うつもりだったiPodが2万円引きで買うことが出来た。重そうな買い物袋と赤ん坊を抱えて戻ってきた妻と合流してから台所の浄水器のカートリッジを買って、家に帰って妻が買ってきた鯛焼きをふたつずつ食べる。