2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ベランダの密林

ベランダのプランターで育てているバジルを、このあいだ間引きしてもうひとつのプランターに植え替えたのだけれど、植え替えた子たちはもうひとつ元気がない。それに比べてはじめからここに生えてきているやつらはアホみたいに元気で、すぐにプランターがい…

続曖昧マイマインド

眠くなってきたからといって途中でほうり投げられるのって、いいなと後で思った。そしてつづき。むしろ「許す」とかのほうが近くて、「自分の思い通りにならないことがある」というその可能性を「あらかじめ承知していること」という意味で不信と書いた。「…

曖昧マイマインド

「曖昧」と書くとネガティブな意味合いが強いけれど、「曖昧さ」というのはだいたいの物事にとって多かれ少なかれ必要不可欠なものに違いない。それはさまざまな場面において、その状況を引き受けながら物事をスムーズに運動させるための緩衝材のような役割…

曖昧な喫茶

午後、外出するタイミングで曖昧なお誘いを受けたので、曖昧に答えておいて、曖昧な時間に曖昧な場所へ行ってみた。携帯電話がなんとなくブルッとなった気がしたのでポケットから引っ張り出そうとしていたら、目の前でこちらに振り返る人と目が合って、そし…

寝ち曜日

朝、休日としては普通の時間に起きてから、ひたすら読書と睡眠の繰り返し。数ヶ月間「ナウ・リーディング」としつづけている『せきれい』を久しぶりに手にとって読み出したものの、気がつくとよだれを垂らして居眠りしている。読んでは寝て、起きては読んで…

気にしないふりして気にする

鼻が痒いから掻いたら甘いチョコレートの匂いがした。手から。さっき仕事しながら食べてたからだけど、スーツ着て手にチョコレートつけてるのはいかがなものか。でもせっかくなのでまた鼻を掻くふりしてにおってみる。チョコレー手、もしくは手ョコレート。

南木佳士『神かくし』文春文庫

本を買う頻度と本を読み終わる頻度が、いつまでたってもイコールにならない気がするけれどそれは健全でしょうか。一冊の本を最後まで読みきるということが最近ほとんどなかったと思った。でもすぐに「よりみちパン!セ」を何冊か読んでいたことを思い出した…

梅ニュース

この間の連休に実家に帰った際に畑の梅を見てみたら、木によってはピンポン玉よりひとまわり小さいくらいの大きさまで育っていて、もうこんなになってるかと思ったのだったけど、先週の陽射しといい今週初めの雨といい、この頃の天候はだいたいの植物にして…

鼻毛感

夕方くらいに自分の鼻の穴から鼻毛が出ている気がした。トイレの鏡でよく見てみても、やっぱり毛は飛び出ていないのに、外を歩いたり、打ち合わせで人と話していたりすると、なんとなく毛が出ている気がした。結局その感じは先ほどまでぬぐえずにいて、僕は…

フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール監督作品『ウィスキー』

じわじわ。始めから終わりまで、笑いもしなかったし、泣きもしなかった。でも居眠りもしなかった。そして終わった。映画館を出て少し歩いて、本屋などをウロウロするくらいになってからじわじわと波がくる感じは好き。ひとりで行ったのはたぶん正解。不正解…

金属の塊が飛んでく

羽田空港の展望ロビーから滑走路を眺める。風の音とか空港全体が出してるいろいろな音に紛れて、あるいは単純に距離の問題なのか、向こうの方から滑走路に滑り込んでくる飛行機が発する音がちゃんと聞こえないから、結果的に音もなく着陸してくるように見え…

今日も白い毛

たまに鏡に自分の顔を映してみると、必ず一本は白髪がみつかるようになったのは、おそらく最近になってのことだ。白い動物は神さまの使いなどとよくいうが、自分の頭の上にあるこの白い毛はなんの使いだろうか。もしくは神さまのなになのだろうか。もっとい…

働く男の手

なぜか早起き。テレビは昨晩から再生しっぱなしの極楽とんぼのDVDが何回目かの再生中。そのまま続きを見はじめたらすぐに終わってしまったので、あらたに下巻を再生しそれを見はじめた。 一時間くらいの下巻を見終ってもまだ朝で、そういう「なにかをしても…

高野寛編著『土曜ソリトンサイドBリターンズ』アスペクト

土曜ソリトン サイドBリターンズ 金曜の夜、帰宅後ひさしぶりに銭湯へ。深夜近くの銭湯は結構混む。一見すると日本人らしきおっさんたち数人が、まったくわからない外国語で話している声が銭湯の高い天井によく響く。コーヒー牛乳を飲みながらの帰り道、古本…

パンの記憶

昨日の花見の帰り道、国道沿いのまつむらパンでパンを買って帰った。失礼な話だと思うけど、その店がまだあることにまず驚き、それがすっかり新しく、しかも広くなっているのにまた驚いた。僕は両親が共働きだったから、小学生の頃の土曜日のお昼は、母親が…

藤花見

午後は行楽。となりの町にある玉敷神社に藤の花見に行く。実家に近いからなんとなく毎年見に行っているけど、しばらく先の方までぶら下がっている藤の光景は他ではなかなか見ない。結構すごいかも、と見直した。藤の花の下に入ることも出来て、薄暗い棚の下…

タケノコとって食い

午前中の仕事はタケノコ掘り。地面に少しだけ顔を出したヤツを探しては竹の根だらけの土を容赦なくスコップで掘り返し、そのまま根元からぶったぎる。のどかさレスな、まさに狩り。竹の子はいねがぁ。人がやるなまはげではなく、なまはげそのものの気持ちが…

小さく帰省

一日仕事して帰宅してからまた外出。実家へ。

夜中のアイス

昨日の夜中、3時過ぎになぜか目がさめてしまったので、とりあえず起きてみたら喉がかわいていたので非常用に買いだめしてある水を飲んで、そういえば冷凍庫に買いだめしておいたアイスがいくつかあったのを思い出したので、ひとつ選んで食べた。 食べ終った…

マネっ子上等

人と同じ服を着て、人と同じ書き物を読み、人と同じ趣味に興じる。こう書くとなんだか消極的で後ろ向きに思えてしまうし、自分はそうじゃないと反論したくなるのは正常な反応だろうが、現実はほんとにそのまま。最近の自分で買ったものなどを思い返してみる…

イッセー尾形のとまらない生活2005年新ネタ版

http://www.issey-ogata.net/

競艇遠足

小さく波打つ水面に映る真っ青な空とくすんだ色のファッション。連休の中日の午後、ねずみ色の人の波に乗って、初心者4人で競艇場へ。行ったはいいが、初心者なので誰も勝手がわからない。お互い「あってる?」と目で確認しあいながら、ひとつひとつステップ…

鎌倉遠足

どれだけ相模湾が好きなのか。どれだけ磯くさい風が好きなのか。 午前10時、鎌倉駅に着く。先日の反省をいかして今回は電車。電車速い、電車楽チン。初めて鎌倉に行くお友達がいたので行き先を考えながら小町通りを歩き、鶴岡八幡宮へ。その後若宮大路あたり…

江の島遠足

連休→行楽→遠足と複雑で単純な連想の末に決まった江の島遠足。 川を辿れば海につくから大丈夫、程度の認識で午前11時に神奈川県大和市を出発。境川沿いのサイクリングロードをひたすら下流に向けて歩く。川沿いの植物や虫など見て歩く。鳥も見た。もちろん人…