ダメっ子

「人生は短いが、今、プラットホームを出発しようとしている列車にどうしても乗らなくてはならない程、短くはない。」と山口瞳氏の先生である高橋義孝氏は言ったという。
仕事の帰り道、電車に乗りたくて、発車間際の駅の階段を走り降りてしまった自分がみっともない。そのうえ乗れなかった自分が恥ずかしい。もっというと最後の着地でよろけてしまった自分が情けない。