江の島遠足

江ノ島駅

連休→行楽→遠足と複雑で単純な連想の末に決まった江の島遠足。
川を辿れば海につくから大丈夫、程度の認識で午前11時に神奈川県大和市を出発。境川沿いのサイクリングロードをひたすら下流に向けて歩く。川沿いの植物や虫など見て歩く。鳥も見た。もちろん人も見た。風の強い日で、川沿いの空き地で凧揚げをしているのを何度か見かける。そのうち自分も凧を手に入れて、こういうところで凧揚げをしようと思ったり、気のせいかこのあたりでも海の匂いがするなとと思ったり、いろいろなことを考えたり、実は考えていなかったり。そうしながらも歩くことだけは変わらない。そうやってずっと歩いているとだんだん足が痛くなってくる。痛くなってきたな、ということはなるべく考えないように歩く。とにかく道は前に続いているので歩いていたら、国道1号線に着いてサイクリングロードがそこで終わる。歩いているときはそこまで行ければ目的地はもう間近だとなぜか勘違いしていたが、そこはまだ藤沢市街で江の島まではあと5?キロあるらしい。江の島まで歩いて2時間半でたどり着くか、あるいは3時間かかるか、そんな小さな賭けをしていたが、藤沢に着いた時点ですでに歩きはじめて3時間が過ぎていて、そのことに気づいたら足がずんと重くなった。
大人なのでお金もあるし、ということで予定を変更して江ノ電に乗る。座るって楽。江ノ電の江の島駅で降りて、目当ての蕎麦屋に行ったものの時間が遅いため準備中。仕方ないので江の島に渡り、食堂で江の島丼と釜揚げしらす丼とビール。ビールうまい。食べものうまい。一度満足したらそれが呼び水になって島から駅までの帰り道にアイス最中、焼きとうもろこしと食べ歩いて、江ノ島駅から帰路についた。あれだけ時間がかかった道のりが、帰りは電車で20分。本当に電車は速い。