庭はじめ

2週間放置されるも咲く君子蘭

朝、遅めに起床。庭に出て作業。
あらためて明るい庭に出てみると、木や草が明らかに生い茂りすぎていて、この状態をここからどうしていいものかまったく分からずぼう然となる。とにかくやってみないと分からないので、わからないなりに小さな枝ばかりかわいらしくハサミでパチパチと落としはじめてみると、だんだん勝手が分かってきて、そのうち「あれが邪魔だ」とか「これもいらない」とかいろいろ判断がついてくる。
自分はこれまで庭仕事なんて単なる「作業」だとばかり思っていたのだけれど、こんなまねごとでも実際やってみると、それがまったく違うということに今さら気づく。これは作業というより思考に近い。おもしろい。
作業の過程で判断もだんだん大胆になり、最後は「つうかこれ、まるごといらね!」と、太めの枝をいくつか幹のところからノコギリで切り落とす。枝のまとまりが落っこちたらその向こうに空が見えた。ひとまず作業終了。
なにが正しいのかはまだ分からないものの、ひとまずこれで玄関までの通り道が一応ちゃんと「通り道」になった気がする。
昼、パスタを茹でて食べて、午後はずっと家の中の片付け。「いる/いらない」の判断をひたすら繰り返す。自分は主に「いらない」と言う係。
夜、さくら食堂でラーメンとギョーザ。はやめに就寝。