ダウンロード

夜帰宅後深夜の夕食。焼魚、ワカメと筍の煮物、昆布の佃煮、キムチ、納豆、味噌汁、ごはん。満腹。
ふと思いついて昨年末くらいに新しくした携帯電話の音楽再生用のリモコンを戸棚から探してきて試しにつけてみる。ずいぶん前に知り合いに頼んで安く買わせてもらって使っていた新古品のiPodが、昨年夏くらいから調子が悪くなってきて、冬になる頃にはもうほとんど動かなくなってしまって以来、音楽を携帯して歩くということは全くなくなっていて、それで不便がある訳でもないから別にいいと思ってもいたのだけれど、こうして改めて携帯電話に音楽を聞くための道具をつけてみると、そういえば本を読むのに気がすすまない帰り道などはこうやって音楽を聞きながら帰ってくるのも楽しいかもしれない、というか前はそうしていたじゃないか、と音楽携帯欲求というものがあるのかないのか知らないけれど、そういう欲がしばらくぶりにやってくる。
ただし僕の携帯電話には、新たにさし込んだ再生用リモコンを使って再生するような音楽ファイルというものがまったく入っていないので、いくらボタンを押してみたところでリモコンにつないで耳にさし込んだイヤホンからは何の音も聞こえて来ない。
試しに検索してみたところ予想外に沢瀉の曲も携帯電話でダウンロード出来るようになっているので、そのまま流れで「Cantata No.147」と「KYOTEI DAISUKI」を購入、ダウンロードをしてしまう。420円。
はじめて携帯電話で音楽を購入したことになるようなのだけれど、既にiTunes Storeで購入している2曲を携帯で聴くためだけに再び購入してしまっているし、手続きはiTunes Store以上に簡単なので、これは気をつけないといけないなと思いつつ、先程の420円は携帯電話の料金に追加請求されるのだから、だとすれば実際の支払いは家族の共通口座からの引き落としになるのであって、黙っていれば全然バレないんじゃないかしら、などと思ったりもする。