裏庭に風が流れる

昼、起床。台所にあったカリントウ(二袋目)を開けて食べながらお湯を沸かしてフリーズドライの甘酒をつくって飲む。外に出て裏庭の掃除。たまった落ち葉や置いたまま朽ちてスカスカになった枝を拾い集めて袋にまとめる。ミミズやゴキブリやムカデやダンゴムシがたくさん出てきて、逃げていく。しばらくすると起きてきた妻も出てきてふたりで作業。4時過ぎまで作業を続けて家の裏側の風通しがよくなったところで作業を終える。風呂に入ってシャワーを浴びながら手鼻をかんだら、ホコリだらけで真っ黒な、もずく酢のような鼻水がどばっと出てきてビックリする。
夕方、近所のそば屋まで歩いていく。店の真ん中の大きなテーブルでは近所の野球チームの首脳陣のミーティングらしき集まりをやっていて、隣の座敷にはその親にくっついて来たらしい子供たちが店のおばさんに相手をしてもらいながら遊んでいる。親子丼ともりそばとカレー南蛮、おばさんが食後にコーヒーを出してくれる。店内に子供たちがゲラゲラと笑う声が響く。帰り道、すっかり日が暮れて真っ暗。近所のやり過ぎイルミネーションに毒づきながら、満腹で機嫌のいいらしい妻は道に積もった落ち葉を蹴り上げながら歩いている。