第28回せたがや梅まつり

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今日、近所の床屋で梅祭りのパンフレットを見せてもらった。長いこと近所に住んでいながら、このお祭りにはまだ一度も行ったことがない。でも梅を見に行ったことはある。2年くらい前、梅祭りもすっかり終わった3月のはじめに、この公園で喫茶店時代の友達たちと梅見会をした。僕は家が近所だということもあり、手提げ袋には前日から煮ておいたおでんを入れた鍋を下げ、背中には旅行に行くときに使うでかいナップザックに、カセットコンロともち焼き網と、ペットボトルに入れただし汁とミネラルウォーターとコーヒーのドリッパーとサーバーと、こまごました食材をつめ、ニコニコしながらチャリンコをこいで公園に行った。僕らが梅見をした3月あたまという時期は、梅には遅く桜には早い、とても中途半端な時期で、僕らはほとんど散ってしまった梅の木の枝の先の、なんとかしがみつくように残っている花たちを眺めながら宴会をした。音楽をかけながら、みんなでおでんを食べて、お酒を飲んだ。宴会中も、なにかが入り用になったら「僕とってくる」といって自転車をこいで部屋にとりに行った。もちろんニコニコして。みんなのお腹がいっぱいになったあたりで、僕は「青空喫茶」を勝手に名乗り、店を開いた。喫茶店の店長をやっている友達に、その日僕がコーヒーを淹れてあげたりした。その後公園の中にある遊具で遊んだりもして、梅はほんとに少しだったけど、十分楽しい時間を過ごすことが出来た。
日が沈んできて寒くなってきたところで宴会を切り上げて、宴会のあとはみんなでボウリングに行った。僕は自分の荷物がたくさんあったので、自転車で部屋まで荷物を運んで、あとからひとりで電車で行った。もちろんニコニコして。梅祭りの思い出ではないけれど、そんなことを思い出した。
今日、近所の床屋でパンフレットを見せてもらった時、「植木園芸市」という言葉にちょっと惹かれたけど、それを言うとまたなにか言われそうで言わなかったけど、「梅祭り」今年はなんとなく行きそうな気する。と言ってまた行かない気もする。
今日はもう少し仕事場。