安産祈願

駅に戻る前に、駅の入り口を通り越して水天宮へ寄ってみる。今日はちょうど今日は「戌の日」だったようで、真夏の炎天下のそれほど広くない水天宮の境内は、腹を膨らました妊婦とその家族で超満員。受付でならび、また神札所でならぶ。命の数でいったらあそこの人口密度は相当なものだったろう。酷暑のため受付前のテントに大きなたらいにのっかった大きな氷の塊がどーんどーんとふたつ置いてあって、ならんでいる人はそれをぺたぺた触る。なにか御利益ありそうな気がしたし、実際そのまわりはあきらかに温度が違って涼しかった。人に触られてなくなっていくというところが健全、と思った。