空振り園芸

実家の梅はまだつぼみ

午前中、親の運転する車に乗って東北道を北上。聞くと「鹿沼を目指している」とのこと。後部座席で海老のせんべいを食べていたらいつの間にか鹿沼についた。高速だった。しかしインターチェンジを降りてすぐのあたりから道路が渋滞。その渋滞は「とちぎ花フェスタ2006 in かぬま」の会場である鹿沼市花木センターまでずっと続いているらしい。車はいっこうに進まない。30分くらいかけて数百メートル進んだところで、道端に立って案内している係の人から臨時駐車場も満車との情報を聞き、花フェスタをあきらめる。フェスタはかなりの盛況ぶりであったであろうに、結局会場の入り口すら見ないまま、もと来たほうへ南下をはじめる。
反対車線には延々と車の列が続いている。ドロップアウトをしてしまったこちらとしてはなんだか気が楽で、いまだに渋滞し続けている反対車線の人たちがすこし気の毒に思えるが、そういうことはこちらが言うことではないとも思う。
途中の湯葉屋で湯葉を買い、もっと先の道の駅のようなところでそばを食べる。そのまま帰るのもなんだということで、途中で高速を降りて「とちぎ花センター」という所へ寄ってみる。温室育ちの花がしおれ気味に咲いていて、あまり楽しめない。車に乗って再び出発。いつの間にか寝ていて、気がついたらもう家の近くまで戻っていた。前の席の親が丸ぼうろのようなお菓子を食べていた。
家に帰ってから、使っていない植木鉢を物色。大きいのと小さいのをひとつずつ持って帰ることにして、ホースの水で泥を洗い落として乾かしておく。
夜、早めに夕食をいただく。買ってきた湯葉をわさび醤油で食べる。はじめて食べたが好きな味。夕飯のあと駅まで車で送ってもらい電車で帰る。日曜日の夜の上り電車は思ったよりも乗客が少なくて、普段乗り慣れない路線である上にそういう電車に乗っていると、今がいつであるとか、自分がどこに向かっているのかとか、なんとなくわからなくなりそうになる。
部屋に戻ってから持って帰ってきた大きなほうの植木鉢に、これまでバジル亡きあとのプランターに仮住まいだったいただき物の2枚のウチワサボテンのうちの1枚を植え直す。ぜひ根付いていただきたいし、もう1枚はもっとひろい所に植えるつもり。