正面のツバキを切り倒す

午前中、起床。枕元の携帯電話をネットにつないで早朝の試合の結果を知る。満足して二度寝
昼前、そろそろ起きることにして下に降りる。居間にいてテレビをつけないでいるとなんだか静かで平和な感じがするのだけれど実際には遠くで車の走行音がしていて、大きな車が通れば家は揺れる。聞こえていても聞こえない。きしんでいても感じない。
ただ、家の外の木にいるらしい鳥の鳴き声はよく聞こえてきていて、鳴き声は一定のリズムで続いている。こちらも負けじと静かな居間からその鳴き声を真似てみる。最後のほうにほんの少しだけ「かけあい」が出来た気がしなくもないのだけれど、それはこちらの勝手な思い過ごしかもしれない。そのうち外の鳥はどこかに飛んで行ってしまった。
なんとなくコーヒーが飲みたいというか、コーヒーをいれたい気分になり、台所に行って必要なものを出してきて、それらをきちんと横一列に並べてみたら、なんだかそれで満足した気分になったので、並んだコーヒーセットをそのままにして外に出て、庭木の世話を始めることにする。
外に出て少しの間ぼんやりと全体を眺めながら、今日は先月くらいに毛虫に苦戦した正面のツバキをなんとかすることにする。パチパチと上の方の枝を切りはじめていたら、妻が外に出てきて腰の下あたりを高さを示しながら「ここから先は要らぬ。切るべし」と言うので、ノコギリを用いて幹を切り倒す。3メートル近くあったツバキは1メートルにも満たない高さになり、左右に1本ずつ伸びた枝と申し訳程度の葉を残すのみとなる。
昼、昼食に中華風スープ、中華風炒め物、ハニートースト、クリームチーズパン。
食後、ふたたび外に出て作業。近所の人が来て、道路に面して咲いている白い紫陽花の花を切らせて欲しいというので好きなだけ持っていってもらう。ついでに横に回ってもらい青い花も持っていってもらう。午前中に切ったツバキが片付いたところで、今度はとなりのツツジに目がいったのでこれを小さく刈り込む。まるで無計画に進む庭の手入れだけれど、木を切るごとに庭の景色が明るくなり、風の通りもよくなっていくのはなんとも気持ちがいい。しばらくはこの調子で気になるところを手当り次第に行き当たりばったりにパチパチしていくつもり。