言うことは特になにもない

午前中、目黒雅叙園にて友人の結婚披露宴に出席。懐かしい顔もちらほら。円卓に座り体をぐいっとひねりつつ、遠く高砂に座る花嫁の晴れ姿を見るにつけ、いろいろな時期のいろいろな場面での彼女の姿が頭に浮かんでくる。懐かしいその当時の姿といま目の前にあるこの姿を重ね合わせると、言葉にならない「なにか」がじわじわと頭の中で膨らんでいくものの、言葉にならない「なにか」故に、帰り際に本人やお母さんを目の前にしても「おめでとうございます」くらいのことしか言えないのがもどかしい。
午後、大量の花を抱えて移動。原宿にて二次会に出席。懐かしい顔がうじゃうじゃ。隅っこに座り隣に来た人と比較的小さな声で話をして過ごしつつ、何度か新郎新婦のところに行って話をしようと思ったものの、ことごとくタイミングを逸してしまい結局行かいままに解散。帰り際にまた「おめでとう」とだけ言ってお別れする。
解散後、残った友達三人と近くにある知り合いの方の働く喫茶店にてお茶アンドおしゃべり。今日の花嫁とストレスと最近始めた庭の話。みなで「よかった」「よかった」と「よかった」を繰り返す。「いるかな?」と思ってた知り合いの方は結局今日はいないようだったので「いなかったな」と思っていたら、やっぱりいたので驚いてしまったけれど、挨拶ができたのでよかった。夜、帰宅。