野菜と布団とチェーンソウを持って親が来る

朝、起床。家の中の片付け。出ていて具合の悪いものは畳の部屋に隠しておく。9時半頃、早朝に埼玉を出発したという両親が車で到着。車には大量の物資。じゃがいも、たまねぎ、トマト、キュウリ、いんげん、らっきょう、メロン、梅干し、漬け物、乾物、揚げ餅、布団。車から次々に荷物が出てくるのを、順々に家の中に運び込む。
運び終わったあと、親と妻がしばらく家に入らず外で話をしているので「上がるの?」と聞いてみたところ「こういうときは『上がってください』と言うもんだ」と訂正される。
居間でお茶。地図を広げていろいろな場所の位置関係について説明をする。その後、庭に出て作業。車のトランクから出てきたヘッジトリマとチェーンソウが大活躍。庭の茂りすぎた木々を見事なまでにあっけなく刈り込んでいく。軽い気持ちで始めた作業に次第に熱が入り、結局昼すぎまで作業。親子で汗だくになりながら、庭の真ん中に出来た巨大な枝葉の山を眺める。この枝は、燃えるゴミになるのだけれど、この7月からのルール改正で一回3袋までという上限が定められてしまったため、今後しばらくは少しずつゴミとして出していかなければならなくて、この山が片付くまでにはいくつかの季節を超える見込み。いたしかたなし。
作業後、風呂。風呂上がりに持って来てもらったキュウリとトマトとメロンを食べながら、諸々相談。
午後、車で外出。ジョナサンで昼食。母親が父親の好みに合わせて食べられそうなメニューをいくつか選び、父親はその中から注文するものを選ぶ。そういえばいつもそうだったかもしれない。なぜ父親はメニューをちゃんと見ないのだろう、選んでもらうのだろう。歳をとるとそうなるのだろうか。疑問に思いつつ、自分も親と同じものを頼んで食べる。食後、我々をジャスコの駐車場で落っことし、親は再び車で埼玉へと帰っていった。
家に帰ってあらめて外から庭を見てみると、昨日までに比べて格段にさっぱりしていて気持ちがいい。それでもしかし、やるべきことはまだまだ山のようにある気がしてならないのは、きっと気のせいではない。