畳表を新調する

剥き出しのすずらんの間

朝、畳屋の老夫婦がやって来て一階のすずらんの間の畳をあっという間に持って行く。なにもなくなった部屋の床を二人で雑巾がけ。畳が無いぶんだけ歩くと床がミシミシいう。たまにそのまま踏み抜きそうになる。改めて眺めてみるとなにも無い部屋は思いのほか広く、ここでなにかが出来そうな、あるいはなにも出来なさそうな、難しい感覚。木曜日にはここに新しい畳表に張り替えられた畳が戻ってくる。