聞こえてくる気配

朝、仕事に出掛けようとして寝間着を脱いで歯を磨いてシャツを着かけたところで心が折れた。そのまま布団に直行して二度寝。仕事が始まる時間に起きて電話で行きたくない旨を伝えて仕事を休む。朝から昼まで寝て、昼から夕方までも寝て、夕方から夜までもまた寝る。夜、妻のつくってくれた煮麺をたべて、また深夜まで寝る。
妻はもともと休みであって一日家にいたのだけれど、ひとりで2階で寝ているあいだ、下からかすかに妻の聴く音楽が聞こえてきたり、廊下を歩く音が聞こえてきたり、そういう感じで人の気配がしているのが、こういう場合はなんとも有難い。