白いクマ

夜、待ち伏せて駅前で妻をつかまえる。改札からタクシー乗り場までのあいだ、お腹が痛むらしい妻はゆっくりゆっくり歩きながら痛みのあまりなのかずっと驚いたような顔をしている。帰宅して夕食。深夜前になってようやく痛みが落ち着いた妻は、最近のお気に入りであるところのクヌートやフロッケの動画や画像をキャーとかニャーとか嬌声をあげながら眺めている。