21万円の庭

昨日から庭屋の社長が若いアンチャンとふたり連れでやって来て、庭木を切ったり石を動かしたりしてくれているらしい。夜に帰宅すると、表の庭の育ちすぎていた木々が適度な大きさ、適度な枝ぶりに剪定されていたり、車を置くのに邪魔になりそうな木や石が無くなっていたり、ほかの場所に移されていたりしている。玄関を通り過ぎて家の裏側にまわってみると、塀に沿って家に覆いかぶさるように並んでいた椿の木々が2メートルくらいの高さで切り揃えられていたり、その椿の奥にあってこのままいったら下の家に塀ごと落っこちるかもしれないというほど育っていた大きな木蓮が根元からバッサリと切られたりしていて、こちらもずいぶんサッパリとした感じになっている。表に戻って予想以上にスッキリとした庭を眺めながら「自分ではこうは出来ない」とプロの仕事の速さと驚くほどの思い切りのよさに感心する。