泊まりがけ帰省

朝、起床して平日並みの朝食。ご飯、みそ汁、納豆、サラダ、酢のもの。大学の講座に出掛ける妻を駅まで車で送ったあと、いったん家に帰ってテレビをみながらぼーっと過ごしてから昼前に再び車で外出し、高速を使って昼過ぎに成城に到着。
待ち合わせるはずの喫茶店に行ってみると「準備中」の看板がかかっていて、どうしたものかと思っていたら向こうから妻が歩いてきた。駅前の店で昼食をとってから、お土産に洋菓子と和菓子を買って出発。高速を乗り継いで埼玉へ。高速のインターを降りてから、実家へ向かう途中ですこし遠回りをして玉敷神社へ寄ってみる。見頃は過ぎてしまったものの藤棚はまだ花がついていて、しとしと降り続ける雨の中、散っていく薄紫色の花びらが風になびいて舞っている。
夕方実家に到着。挨拶しておみやげをわたして家に入ると居間にはまだこたつが出ている。朝から出掛けてずっと座りっぱなしだった妻は少し疲れてしまったようで、2階に布団を敷いて夕飯の時間まで横になって少し休む。夕飯の後、買ってきたケーキを選んでもらって4人で食べる。小豆のムースと柚子のケーキを食べた母親は「東京はやっぱりこのへんのケーキとは違うわ」と言っていた。たとえ母の日であっても、母親は普段と変わらず働いていて、というかむしろ我々がやって来た分だけ普段よりも余計に家事をやっている。