恒例食料調達遠征運転

朝、起床してパン食。温かいコーヒーを水筒に入れて車で出発。こちらが高速で移動しているものだから普通の雨もどしゃ降りになってフロンロガラスにばしばしぶつかってくる。前を行くトラックのタイヤがまき上げる水しぶきがきんと雲のようにトラックの下半分を包み込んでいる。
昼前、実家に到着。昼食にうどん(冷や汁)、芋がらの煮たの、野菜サラダ、漬け物。食後に外に出て野菜の収穫。ジャガイモ(男爵、メイクイーン、キタアカリ)、玉ねぎ、レタス、ニラ、いんげん、胡瓜、花胡瓜、ネギ、枝豆、ズッキーニ。父親に米をついてきてもらってそれも10キロ分くらいいただく。裏の部屋からベビーベッドを出してきて、分解してから車に積み込む。このベビーベッドは昔自分が寝ていたもので、兄も兄より少し年上の従姉妹のお姉さんもこれを使っていたという。春先に帰省した際に外のバラックの二階の物置きから探して出してきたものを親が掃除をしてくれていた。少なくとも30年前のものだけれども、見てみたら全然壊れていなくて普通に使えそうなので、もらって帰ることにしていた。持って帰ったら下の畳の部屋に置くことになっている。
夕方、居間の畳で居眠り。寝ている間に父親が「なんで北枕で寝てるんだ」と言っていたことをあとで妻に聞く。起きて夕食。天婦羅、煮物、漬け物、ご飯。
夜、父親は近所の常会に出掛けて行った。冷蔵庫の惣菜各種をタッパーに詰め込み、納戸にあった素麺などの乾麺各種を探し出し、伯母が作ったというポーチとゴキブリ団子を分けてもらって車に積み込んでから挨拶をして出発。高速に乗って家に向かう。
今日は手土産ひとつ持たずに行った。ふらっと帰って居眠りをして、ご飯を食べさせてもらって、車に積めるだけ食料をもらって帰るというのがなんとなくスタイルになってしまったけれど、いいのだろうかと思いつつ、同時にこんなもんだろうとも思いながら、雨の中を運転して帰る。