うなぎ

夏に咲いた庭の八重山吹(バラ科)

庭の門のところの八重山吹が一輪だけ咲いている。塀の内側から生えた長い茎が門の外に飛び出していて、その先っぽに小さなポンポンのような花を一輪だけつけている。山吹は春の花のはずだけれど、ネットで調べてみたら「夏に再び少しだけ咲くことがある」という。その「少し」というのがこの一輪のことのようで、細く長い茎の先についた黄色い花は少しでも風が吹くとそのたびにゆらゆらと揺れて、なかなかカメラに写らない。
昼前、妻とふたりで車で外出。遠出はよくないということでこちらの近場まで出てきてくれた義母と駅前で合流、うなぎ屋を目指して車を走らせる。あらかじめ妻が聞いていた店の名前をカーナビで探しても検索できなかったのは、店が町田市(東京都)にあったからで、神奈川県内のうなぎ屋をいくらさがしてもその店が出てこないのはあたり前の話だった。
メニューを見たら、この店のうな重はなぜかご飯とうなぎが別々になっていてご飯が真っ白だったので、うな丼を注文して、出された麦茶をガブガブ飲む。新しく注いでくれたのもすぐにまた飲み干す。なぜだか無性に喉が渇いて仕方がない。
おいしくうなぎを頂いてから、そのまま車で相模大野まで出掛けて行って、伊勢丹で子供用品やらなにやらを冷やかしてから駅前の喫茶店でお茶をする。冷房の効いた店内で熱いカフェオレを飲むのがおいしい。電車に乗って帰る義母を駅で見送ってから、ふたりで帰宅。