ひさしぶり庭の手入れ、先週に引き続き友達

朝、天気がいいので網戸の掃除をはじめる。家中の網戸をはずして外に出して塀のところに立て掛けた網戸にホースで水をかけながらブラシを使ってザバザバ洗う。黒い水が流れ落ちたあとの網戸の網のところどころに出来た水の膜が朝とは思えないくらい強い陽射しを反射して光っている。終わった頃に居間の窓から呼ばれて朝食。
朝食後、再び外に出て今度は庭木の剪定をはじめる。今年の春に職人にきれいにしてもらった庭の木々も夏を迎えてどんどん枝葉を伸ばしてきていて、特にツゲなんかはあちこちから新しい枝が生えはじめていたり、根元からのひこばえが高さ50センチくらいまで伸びていたりしてとてもみっともない姿になってしまっているのを、適当に見当をつけて刈り込んでいく。強い陽射しがなおさら強くなってきて簡単な作業でも汗がダラダラと流れてきて止まらない。しばらく作業を続けては、いったん家に入って水をガブガブと飲んで、また外に出て、を何度か繰り返して、昼前に区切りがついたので今日の作業はおしまいにする。干していた網戸を戻してからシャワーを浴びる。妻もずっと家の中で家事をしていたらしく同じように汗だくになっていた。
午後、車で駅まで出掛けて行って、遠くから訊ねてくる友達を駅前のロータリーで拾って家に連れてくる。二人は先週会って話をした時に妻の様子を心配してくれて、さっそく今週応援にきてくれた。ありがたい。扇風機の回る居間でじっとり汗ばみながらダラダラとお喋りを続けていつの間にか夕方。友達の片方が居間の本棚に興味を示していたので「持っていっていいよ」と言ったら帰り際に赤瀬側源平の『超芸術トマソン』を持っていた。日が暮れる前に二人を駅まで送る。
夜、居間でテレビを見ながら本を読んでいたらいつの間にか寝てしまったのだけれど、ふと気がつくとテーブルの反対側で妻も同じように居眠りしているので、こちらも安心してそのまま二度寝する。