「飛ぶ夢を見た 野口里佳」展

http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
http://www.fujifilm.co.jp/photomore/interview/noguchi_200404.html
早起きをしたものだからいろいろできた。髪を切って部屋に戻って洗濯してもまだ昼だった。ので明日行こうと思っていた品川に今日出掛けることにした。原美術館は「建物が好き」という人が多いが、僕もそう思う。タイルに覆われた西洋風の建物に純和風の瓦屋根の塀がぴしっとドッキングしていて、それでも笑いものになってないのはいいなと思う。今年の初め頃のお手伝い以来行っていなかったので、前は枯れて茶色かった中庭の芝生が今日はきれいに緑になっていた。でも絵はがきでを見るとわかるのだけれど、中庭に出て正面に見える建物の壁に以前は蔦がびっしりはえていたらしいが、今はすっかり取り払われている。絵はがきで見る蔦に覆われた建物を背景にした庭の風景の方が今よりずっとステキだ。庭の恥じっこにやたらに大きい木があって、僕は植物に詳しくないので何の木かもわからないけれど、見上げると木の肌が「ぐわー」って模様になっているように見えて、それには「うわー」っておったまげた。丁度この美術館にあるジャン=ピエール・レイノーのタイルの部屋とちょっとダブって見えたけど、明らかに違うのは木の模様はすごい運動していた。「生きているか否か」ということからくる両者の違いだと思う。木はすごいや。
正直なところ、写真の見方がよくわからないので、きちんとした感想も出てこないのですが、野口里佳氏の作品は以前はなんとなく好き、くらいだったけど、どこかで、かなり好き、の島袋道浩氏のパートナーだということを知ってからちょっと別のフィルターかかってしまってますが、今日のはちゃんといいなと思いました。
《潜る人》
《ロケットの丘》
というか「いいなと思った」っていう締めはどうなんだ、と今書いていて思いました。きっと何回も見たら感想かけると思いますが、僕の実力はこんなもんです。失礼します。