手をつけた果実を仕込む夜

仕事もないけど約束もないので、昼から新宿に出掛けて映画を見る。ついでに楽器屋を探して寄り、2代目を手に入れる。地元の駅の商店街で偶然友達に会ったら、髪型が今風の横わけになっていたのでつい見つめてしまった。
部屋に帰ってアク抜きしていた梅を干して、扇風機にあたりながら横になってベランダのすき間から空を眺めていたら、いつの間にか居眠りしていたらしく気がつくと夜だった。この頃、週末の昼寝がすっかり習慣づいてきているが、これでいいのだろうか。
近所のスーパーと雑貨屋で梅を仕込むための材料とガラスの瓶を買ってきて、梅の仕込みをする。梅の量や瓶の大きさなどの都合もあり、梅酒、梅サワー、梅シロップを少しずつつくることにした。教えてもらったサイトを参考にしながら作業を進めるが、そもそも手元にある梅が何グラム分あるのかがわからず、半分まで水を入れた2リットルのペットボトルと、梅の実の入ったボウルとを交互に持ちながらだいたいの見当をつけた。他の材料も梅との比率を考慮しながら結局は適当に入れた。
一番仕上がりのはやい「梅シロップ」は10日後くらいにもう一度手を入れると出来上がる予定。