連休二日目(予定なし)

朝9時頃起床。見送りのついでに駅前まで出掛けて喫茶店で昼まで読書。隣の人がコーヒーのプラスチックカップを開け損ねてまわりにコーヒーのしずくが飛散。僕のテーブルにも飛んで来たものの、僕は本をお腹の上あたりに乗せて読んでおり、テーブルには食べ終わった皿とトレー以外なにも置いていなかったので被害なし。よかった。
午後になって店を出て、商店街をぶらぶらしながら部屋に戻る。途中、こども縁日なる催しをやっていたので見物。ジャンケン大会に備えて「ジャンケンの練習をしてる」という子供らがいた。道端の店でおもちゃをひとつ買って帰宅。昼食は、昨日の夜となりのスーパーで買っておいたメンチカツをパンにはさんで食べる。
夜、体が汗ばんで気持ち悪いのでシャワーを浴びていたら、ふと銭湯に行きたくなる。急いであがって体を拭いて仕度をして外に出て、自転車屋で夕方に頼んでおいた修理の終った自転車を受け取り、そのまま乗り出して商店街へ。銭湯はいつもより空いており、僕はいつもよりゆっくり風呂にはいった。髪を洗い、体を洗い、風呂につかり、体を伸ばし、浮かび、沈み、いったん風呂からあがっては水をかぶり、また湯につかる。汗がひくのをまってからあがり、扇風機にあたりながら水分をとり、スポーツ紙などを読んだりする。そんな調子でいつもよりゆっくり身支度をしていたら、あとから入ってきて僕の目の前のロッカーを開け、着ていた服を脱ぎはじめたひとりの客がふんどしを締めていた。僕はおそらく生まれてから一度もふんどしを締めたことはなく、日常の中でふんどしを見ることすらそう無いことなので、好奇心からついつい目がそっちに向いてしまうのだけれど、実際に使用中のふんどし姿はどうにも目をそらしたくなるもので困った。
風呂上がりに本屋を物色しCDを買う。夜中のイベントに誘ってもらっていたものの、でかい風呂にゆっくり入ってサッパリしたあとにふんどしを見たら、これから賑やかなところに行くのがなんとなく億劫になってしまったので、誘ってくれた人には申し訳ないが今日も行かないことにする。
自転車をこいで部屋に帰ってきたら、さっそく体が汗ばんでいてちょっと気持ち悪い。こんな時は銭湯に行くのに限るのだが…。