5月2日 午前7時3分

朝、電話が鳴る。続けて自分も電話を鳴らす。荷造りして仕事場へ。
夕方、空港へ。鹿児島に着くとやはりまた空港まで迎えが来てくれている。
夜、斎場に着くと既に通夜は終ったあとで、通夜ぶるまいというのだろうか、宴会がはじまっている。棺のところにいって顔を見たら、思いの外スッキリした寝顔だったのでなんだか少しほっとする。しばらく顔をじっと見る。
夜中、畳の広間に移動して、棺の隣で焼酎とお湯。一方からは「お湯割が熱いようでは焼酎が少ないちゅうことじゃ」と指導を受け、もう一方からは「酒飲みに真面目に付き合っちゃいかんよ」と極意を教わる。なにごとも「てげてげ」がいいっちゅうこって。