引っ越し

部屋なにもない

朝、起床。荷造り作業に取りかかる。昼前になんとなく終わりが見えてきた気がするので外出して近所で散髪。
昼、昼食にパン焼き人でカレースープセット。食べ放題のパンのフランスパンばかりを繰り返し取ってきて食べる。満腹。
午後、「そういえば連絡がない」と思っていた矢先に赤い揃いのTシャツを着た引越業者が突然現れる。まだ心の準備が出来ていない上に、現れた二人の引越業者うちの一人は流暢な日本語を話す明らかに外国人らしき人で、なんというかその唐突さのダブルな感じに戸惑いつつ、出来るだけ平常心での対応を心がける。
やってきた二人は、部屋に積まれていた段ボールや棚や机や家具などをあっという間に運び出し、一時間ほどで部屋にはゴミの入ったビニール袋が残っているだけになる。何もなくなった部屋を見て「意外に広いな」と思い、同時に「この人たちほんとプロだな」と思う。しばらくした後、荷物を載せたトラックが出発。自分らも移動を開始する。
夕方、家のほうへ戻って荷物の運び込み。「何をどこへしまうか」などが決まっていないため、すべての段ボールをひとまず居間の一角に積み上げてもらう。運び出しの時以上にあっけなく運び込み作業は終了。家に荷物を運び込んでいる間、流暢に日本語をしゃべる外国人にしか見えない引越業者の人は「いいところじゃな〜い」などとこちらに気を使って話しかけてきてくれて、帰り際には「じゃ、あと、がんばってよ」などと励ましの言葉までかけてくれたりした。あの人は結局なに国人だったのだろう。
居間に積み上がった段ボールの山が意外にでかいのだけれど、ひとまず今日は見ないふりをする。