ランディング

アカヨブコトリ(赤呼子鳥)

朝、起きると外は結構な雨降り。妻を見送って今日もひとり、テレビでマラソンなどを見ながら居間のこたつで昼まで過ごす。
午後、いつの間にか雨は上がって晴れている。外出。タイヤのいかれた自転車を押してジャスコまで行き、入っている自転車屋に見てもらえるか聞いてみると、そこでは無理だけれど近くの専門店なら大丈夫だろうということを教えられ、近くに専門店があることをはじめて知る。いいことを聞いた。
教えられた方に歩いてみると10分程で大きく「自転車」と書かれたわかりやすい建物が見えてくる。中に入って聞いてみると、取り寄せになるものの部品は揃えられるらしい。そのまま自転車をあずけることにして歩いて帰る。
歩いて家のほうまで戻ってきて、そのまま家を通り過ぎて基地の方へ歩いて行ってみる。滑走路の端っこの道路を歩いていると、無線機を持った人や巨大な望遠レンズのついたカメラを持った人がいて、なにかと思ったらそのうち遠くの方から大きな音とともに戦闘機が飛んで来て、自分たちの真上を通って滑走路に着陸していった。すごい。しばらくすると、今度はもっと大きな偵察機が飛んできて、やっぱり頭の上を通って着陸していく。すごい。
みんなが停めていた車の方に戻っていくのはもう今日は来ないからなのだろう。日も暮れてきている。滑走路のまわりの国有地らしきところをぐるっと回りながら散歩を続けて、施錠された運動場や入り口のわからないスケボーサーキットや放棄されたゴミなどを見て歩く。気がつくと自転車を押しながら家を出てから2時間以上経っており、あたりはすっかり薄暗い。
コンビニに寄りながら帰宅。ずいぶん歩いた。