物々交換

朝、起床。朝食にホットケーキ。半分を普通に焼いて、もう半分にはバナナを混ぜて焼く。出勤する妻を見送って二度寝
夕方、荷物をまとめて外出。バスと電車で渋谷へ。駅の改札に近いパン屋の喫茶コーナーで妻を待つあいだに書写。仕事終わりでやって来た妻と合流して電車で実家へ、埼玉へ。
夜、10時過ぎに駅まで車で迎えにきてもらって帰宅。家について真っ暗ながらもなんとなく庭の様子がおかしいのは、うちではバラックと呼んでいた家の納屋兼車庫が改修工事を終えてそれなりに立派にそして少しだけ移動していてコンクリの通路が広くなっているからだった。
家に入って食卓について、焼きおにぎりと胡瓜とインゲンとポテトサラダと漬け物で夕食。胡瓜は金山寺味噌で食べて、茹でたインゲンはとうがらし味噌で食べる。とうがらしは家の畑で母親がつくったもので、それを友達に渡すととうがらし味噌に加工されて帰ってくるらしい。味噌をつくるのは面倒だから自分はやらないで材料を渡すのだという。やりたいことをやってやりたくないことは他人にしてもらう物々交換は合理的で楽しそう。
深夜、二階に布団で寝ようとすると、庭というかその向こうの田んぼというか、とにかく家の外からカエルの鳴き声が何重にも重なりあって聞こえてくる。