揺れたらテレビ

バラック2.0

朝、起床。焼きじゃけ(辛口)と漬け物とみそ汁と納豆とサラダとご飯、ヨーグルト。布団をたたもうと二階に上がったらおもわず横になってしまってそのまま少しまどろんでいると、家が突然ギシギシと揺れはじめたので、布団の上で横になったまま少しだけ上半身を起こして揺れがまるのを待つ。静かになって下に降りると母親と妻もテレビの前にいて3人でニュースを見る。
昼、暇なので妻とで近所を走ってまわる。自分が通っていた小学校と中学校を大回りでゆっくりまわって1時間半くらい。台風一過の強い陽射しに腕を焼かれてチリチリする。
午後、スイカと羊羹といが饅頭と塩あんびんでお茶の時間。するとまた地震。父親は居間に行ってテレビをつけて、向こうから「すごいや」と言う。食後に居間の座椅子でマッサージを受けつついつのまにか昼寝。ふと目が覚めると妻が居間と縁側の境い目あたりで倒れて寝ていて、そのうち起きたと思ったらカバンからプリントを出して宿題をはじめた。
次第に明らかになってきた現地の状況をテレビで見ながら、大きいやつがもし関東にくるんだとしたら、出来ればこうして実家にいるうちがいいと思う。来ないに越したことはないのだけれど、もし来ること自体はさけられないことであるのなら、せめて「すぐ近くに妻も親もいる」そういうときにしてほしい。
夕方、冷や汁のうどんと野菜の天ぷらで夕食。食べるそばから母親が新しいタネを揚げては皿に盛る。満腹。車で駅まで送ってもらい、電車に乗って大和に帰る。