春一番で茶色い空

朝10時、新宿駅で友達と待ち合わせて近くの喫茶店で打ち合わせ。お互いが現像してきた写真のプリントを眺めてみると、あたり前のことなのだけれど相手の写真には自分の写真とは別のものが写っていて面白い。偶然に一枚だけ、まったく同じ対象を同じ角度から同じ構図で撮ったものがあったりしてそれはそれで印象的だったけれど、それよりも片方の写真がもう片方の写真をうまく補完していたりするものを見つけた時の方が、面白さの度合いは深かった気がする。それから、持ち寄ったたくさんの写真をテーブルの上にひろげながら並べたり重ねたりもとの山に戻したりしているその作業自体が、散漫な情報が集められ整理され収斂されていく過程そものもので、打ち合わせの内容とは別の意味でそれを面白く思いながら、最終的に10点くらいに写真を絞り込む。来週までの宿題を確認して会議終了。午後からは仕事場に行こうと思っていたものの「夕方から急激に冷え込む」「夜はサッカーの試合がある」と友達がいうので気持ちが萎えて、昼飯を食べて解散したあとそのまま帰宅。
夜、居間のテレビでサッカーの日韓戦を見ながらコタツに入ってまどろんでいるといつの間にか点差がついていて前半終了。後半日本が同点に追いついたのを見てから試合終了前に外出。車に乗って妻を仕事場まで迎えに行く。