保坂和志『小説の誕生』新潮社

小説の誕生作者: 保坂和志出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/28メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (78件) を見る

森達也『世界が完全に思考停止する前に』角川書店

世界が完全に思考停止する前に作者: 森達也出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (67件) を見る

太田光, 中沢新一『憲法九条を世界遺産に』集英社新書

憲法九条を世界遺産に (集英社新書)作者: 太田光,中沢新一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2006/08/12メディア: 新書購入: 4人 クリック: 92回この商品を含むブログ (290件) を見る

『PLANTED』毎日新聞社

植物のある人の家の庭やベランダを見るのは楽しい。「見ても全然面白くない庭(ベランダ)」を見ることも含めて楽しいのはなぜだろう。写真を見ながら考えるものの、ページをめくるそばからそれを忘れてぼんやり見ていく。 後ろのほうのページに須田悦弘の木…

胡口桂子『1円も儲からずにTシャツを作る方法-オンラインTシャツショップGbMの伝説』黒松ブックス

1円も儲からずにTシャツを作る方法―オンラインTシャツショップGbMの伝説 (黒松ブックス (001))作者: 胡口桂子,伊藤ガビン,タナカカツキ出版社/メーカー: ラピュータ発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (9件) を見る

伊勢克也『家について』立花文穂プロ.

http://members3.jcom.home.ne.jp/macaloni/

ドネラ H.メドウズ『成長の限界 ローマ・クラブ「人類の危機」レポート』ダイヤモンド社

数年前に初めてこの本を読み衝撃を受け、そしていろいろ考えたことをこの間の日曜日に都庁の前で思い出した。この本が書かれたのは自分が生まれるもっと前のこと。近々もう一度読み返してみようと思う。成長の限界―ローマ・クラブ「人類の危機」レポート作者…

南木佳士『神かくし』文春文庫

本を買う頻度と本を読み終わる頻度が、いつまでたってもイコールにならない気がするけれどそれは健全でしょうか。一冊の本を最後まで読みきるということが最近ほとんどなかったと思った。でもすぐに「よりみちパン!セ」を何冊か読んでいたことを思い出した…

高野寛編著『土曜ソリトンサイドBリターンズ』アスペクト

土曜ソリトン サイドBリターンズ 金曜の夜、帰宅後ひさしぶりに銭湯へ。深夜近くの銭湯は結構混む。一見すると日本人らしきおっさんたち数人が、まったくわからない外国語で話している声が銭湯の高い天井によく響く。コーヒー牛乳を飲みながらの帰り道、古本…

しまおまほ『タビリオン』ブルース・インターアクションズ

ところどころにハッとするくらいのドンピシャあり。「かなりすきな空気」と僕が書くと、きっと気持ち悪がられるけど、いいの。

深沢七郎『言わなければよかったのに日記』中公文庫

きちんと読んでもいない「楢山節考」の勝手なイメージで判断していた自分が恥ずかしい。日記の中に出てくる作者は、真面目で純粋ですこしアホな、かわいい大人。その後の人生でいろいろと大変な思いをしたりしたようで、次はそれらの作品を追いかけながら読…

山口瞳『旦那の意見』中広文庫

「淀五郎」見たい。

内田百けん『ノラや-内田百けん集成〈9〉』ちくま文庫

そういえばまだ読んでいないな、と思って買ってきたら、部屋にまったく手付かずの同じものが本棚にある。ずいぶん前に「次の次くらいに読む本」として買っていたらしい。ちくまは高いのに。指摘されるそばから今年すでに何度目かの「忘れ」を発揮。一冊はさ…

ハロルド作石『BECK』KCデラックス

年賀状を投函してから漫画喫茶で『BECK』一気読み。5時間て。

ジャン=フィリップ トゥーサン著 野崎 歓訳『カメラ』集英社

一瞬と永遠と。

ばばかよ『ピクニッキズム』扶桑社

いいなあ。 「長い人生、途中ブランコをこぐことがあってもよし」byばばかよの父。 いいなあ。

ロビン西『マインド・ゲーム』(飛鳥新社)

すごい。おもろい。 今年度の暫定ナンバーワンマンガ。オンリーワンでもいい。神様の「やるやん」のセリフにぞわぞわーっときた!あと、ミズノウエデチンコダシテプカプカシタラ、僕にもオーラが見えるようになるだろうか。ぜひ見たい。映画も見に行こう。

大野木啓人編『クリエイティヴはこうして生まれる ものづくりの原点』(ステュディオ・パラボリカ)

自分でも中途半端だなと思っていた。つまりどうしたら自分が表現できるのか、表現とは何ぞや、ということがわかっていなかったんですね。自分では新しい素材と出会って楽しくてしょうがないんだけど、つくったものはたいしたことない。どうしたらこれがよく…

佐藤雅彦『砂浜』紀伊国屋書店

佐藤雅彦氏の短編。氏は誰も不幸にしたり傷つけたりせず、何かをやり続けているからステキだ。中距離的な目標とさせていただいております。

庄野潤三『インド綿の服』講談社文芸文庫

小説は物語ではないということが改めてよくわかる。 ひとつひとつが、いちいち嬉しい。 そういう眼を持ちたい。そういう態度で過ごしたい。

内田百けん『阿房列車-内田百けん集成〈1〉』ちくま文庫

ヒマラヤ山系氏の話三人で宿屋に泊まって払いが三十円。 みんなが十円ずつ出して帳場に持っていかせたら、 帳場でサアヴィスだというので五円まけてくれた。 それを女中が三人の所へ持ってくる途中で、 その中の二円をごまかして、三円だけを返してきた。 だ…

広告批評2004年4月号

一体だと、それ自体をどれだけニュートラルにしても、 ニュートラルというアイデアが伝わらないんです。 というところがよかった。

どの本かは忘れた

大きな振り幅のある感情だけが心であるという錯覚。 常に静かなリズムで動いている心の把握。賛成。

保坂和志『残響』中公文庫

働くことに思想はいらない。思想がなければ怠けられない。 その真意を私はいまだわからない。

タイトル忘れた

人は記憶の固まりで、 性格とか人格とか呼ばれているものも、 実は記憶の積み重ねの表れ。それはすんなり想像出来た。理解。

赤瀬川原平『科学と叙情』新潮文庫

棒渦巻状ギャラクシーは、 銀河の形成過程初期に見られるいわば若いギャラクシー。 棒状から次第に一般的な渦巻状へと変化していく。 銀河はその後散開星団となりその寿命を終える。

養老孟司 日経サイエンス編『養老孟司・学問の挌闘-「人間」をめぐる14人の俊英との論戦』日本経済新聞社

平均値における有意差を個体差に当てはめることの危うさ