パスいち。

彼ほどの年齢になれば、大抵の人がそうであるように、服に対する趣味もだいたい固まってくる。それは彼も例外ではなくて、彼の服装を見る限り、それぞれの服にディティールの違いはあれど、何かしらの共通性があるようで、全体として最近の彼は、いつもだい…

着物を普段着る人が世の中にどれくらいいるのかはわからないが、おそらくその数はずいぶん少ない。彼も普段は洋服を着るので、着物は着ないし、世の中のだいたいの人がそうであるように、普段でなくてもおそらく着物は着ないだろう。それでも彼は着物が似合…

手塚治虫の「三つ目がとおる」という漫画があった。主人公の写楽保介の額にはバツの字型に絆創膏が貼ってあった。三つ目族の子孫で不思議な力を持つ彼は、絆創膏で自らの額にある第三の目を隠すことで、自分が本来もつ強大な力を封印し、普段は弱虫のいじめ…

今週の「彼と○○」すっかり忘れてました。ごめんなさい。

彼の日常生活に電車あまり登場しない。普段の移動（もっぱら都内）であれば、彼には別の移動手段（ビッグスクーター）があり、それで十分事足りるし、むしろその方が非常に都合が良い。彼にとって必要なのは、今、ここから、目的地まで、まっすぐ、無駄なく…

彼がブリーフを愛用しているかどうかについてを、僕は知らない。見たいとも思わない。ふくよかな彼の体をきゅっと締めつける白いブリーフ。想像してみても、決して心地いいものではない。でも彼にはブリーフが似合う。男性の下着にはいくつか種類があるが、…

彼はネットを「道具」として器用に扱う。こう書いてしまうと当たり前のことになってしまうのだけれど、言葉を変えれば、今の彼にとって、ネットとは「道具」でしかない。彼はネットの使い方をじゅうぶん心得ている為、たくさんの情報をネットを通して手に入…

国文学科を卒業している彼だが「今こんな本を読んでいる」という話を彼から聞くことは少ない。そもそも彼は普段から本を読むのか。そう言われてみれば彼が部屋でひとりで本を読んでいる姿を想像してみても、どこかちぐはぐで曖昧なものにしかならない。言葉…

「僕と○○」という感じで、文章を書いてください。僕の自己分析のダシにしますから。急ぎませんけど、出来るだけたくさんテーマだしてください。というオファーがありました。本 インターネット 下着 電車 バイク 乗り物 着物 服 アクセサリー ジーンズ 靴 家…