映画

森田芳光監督作品『間宮兄弟』

http://mamiya-kyoudai.com/ 兄弟同士の会話をもっともっと削って削って、言葉に出さず台詞を使わずああいった「仲のよさ」を伝えるやり方が、きっとあるのではなかろうか。

豊田利晃監督作品『空中庭園』

http://kuutyuu.com/ レイトショーの上映開始直後にぎりぎりアウトで滑り込むと、意外にたくさん人がいる。 他人がつくったものだから「どうかしら?」と思うような場面もいくつかはあるけれど、そんなのを軽く飛び越えてこちらの気持ちにビンタをくらわすよ…

市川準監督作品『あおげば尊し』

http://www.aogeba.com/ 映画の中盤でテリー伊藤演じる光一が、父親の寝ているベッドの隣でテストの答案用紙をひろげて採点を始める場面を見ている時に、ふと自分が子供のころ母親のまるつけ(採点)を時々手伝っていたことを思い出した。たぶん小学校の高学…

三谷幸喜監督作品『THE有頂天ホテル』

http://www.uchoten.com/ 会話芸。コンスタントに笑いのポイントがくる。後から知って意外に長かった上映時間もまったく苦にならずに見終わる。わらわら出てくるたくさんの登場人物たちは、一人ひとりが劇中の現実の中での「その人」を生きながら、積極的に…

豊田利晃監督作品『空中庭園』

http://kuutyuu.com/ いろいろあったようだけれど、公開されてよかった。小泉今日子がすごい。暫定1位ということに。

本広克行監督作品『サマータイムマシン・ブルース』

http://stmb.playxmovie.com/ またまた面白い。台詞。テンポ。キャラクター。バランスがいい。映画を観ながら笑った回数でいったら今までで一番かもしれない。「僕にしたら」だけれども。 この映画が舞台を映画化したものであることを見終わったあとに知る。…

トーマス・キャンベル監督作品『Sprout』

http://sprout-movie.com/ この夏のはじめ頃からこの映画のサウンドトラックをかなり繰り返し聴いていたのだけれど、本編というか本体というか映像のほうを、夏の終わりが感じられるようになってようやく観に行く。ひとりでビールを飲みながら観はじめたら、…

内田けんじ監督作品『運命じゃない人』

http://www.pia.co.jp/pff/unmei/index.html すごいバランスがいい。見事。インタビュー記事にあった「ど真ん中を行きたいです」ってのが印象的。暫定1位。

萩生田宏治監督作品『帰郷』

http://www.bitters.co.jp/kikyou/ 総じて面白かった。断片。現実。ドラマレス。生きる。健全。 映画とは関係ないけれど、上映前のどローカルなCMがすごい。上演前に会場から笑いが起こるのを初めて見た。

フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール監督作品『ウィスキー』

じわじわ。始めから終わりまで、笑いもしなかったし、泣きもしなかった。でも居眠りもしなかった。そして終わった。映画館を出て少し歩いて、本屋などをウロウロするくらいになってからじわじわと波がくる感じは好き。ひとりで行ったのはたぶん正解。不正解…

テイラー・ハックフォード監督作品『Ray』

http://www.ray-movie.jp/index.php ギラギラしてるレイ・チャールズっていうのがなんだか新鮮。そんなギラギラしたジャンキーのオッサン、ほんと勝手、そして自由(悪意はありません)。それからもちろん音楽は素晴らしくよかった。サウンドトラック買おう…

シルヴァン・ショメ監督作品『ベルヴィル・ランデブー』

http://www.klockworx.com/belleville/ 映画館を出たあとしばらくテーマ曲を鼻歌を歌ってた。サントラ買おうかな。あと、昨日の深夜のジャック・タチのオールナイト上映には結局行かなかったのだけど、今日見たこの映画のあるシーンで、部屋の壁に貼ってある…

行定勲監督作品『きょうのできごと a day on the planet』

http://www.kyodeki.jp/ http://d.hatena.ne.jp/room503/20040131